前回の安い靴と高い靴の違いについて全体的な解説をしましたが、今回はリアルな画像を見ながら、より細かい解説をしていきます。これでお金のムダを防げるはずです。
安い靴、安い革靴・ブーツの問題

まず量産された革靴は、寿命は短いです。
なんといっても、素材が安いこと、とにかく売れればいい。が多いので、足にフィットしていても、表面または内側の部分が破けたり、どこかしらで破損、へたれが早く起こります。
本革ブーツでもダメになる?

かつて一目惚れした本革ブーツ。
値段は、1、2万円程度で20代前半の頃に買った時は、本革だから長持ちするだろうと思っていたブーツの1つです。
一見キレイなブーツですが、結構残念な仕事だということがわかります。
もう履かないので、実際に分解してどんな作りなのかを確認してみました。

量産している革靴は、徹底的にグルーだけが使われ、高級靴になればなるほど、細かなところまで縫われています。
(※高級靴とはいえど、高級バッグで有名なブランドで作っている靴の場合は、たまに「??」というものもありますので、自分の目でみて確認することをおすすめします。)
底の部分も、素晴らしい職人の手作業だったり、専用の機械でガッチンガッチン塗っているため強度が違うことがわかります。
安い革ブーツのデメリット

もう1つのデメリットとして、このウェスタンブーツの問題は、使用している本革素材が全てではないため、強度がなく爪先ではない箇所に穴が空いてしまった点です。
レッドウィングが、トリッカーズやホワイツなどより安いのは、
靴を作る工程の中で、いくらか機械を使った作業を行なっていることや、
革靴の原材料元である革の工場は、自社工場ということでトリッカーズなどよりもお手頃価格で手に入れることができているのだそう。
(とはいっても、5、6万円でも安くはないですが 笑)
本革で4、5万円以上の革靴・ブーツが頑丈な理由
慣れるのに時間がかかるとはいえ、自分の足の形に馴染んでくるのが最高です。
半年くらい履いてみると、実感するのがしっかりした本革靴やブーツを履いた後に、スニーカーを履いてみてください。
自分の姿勢や、足裏の感覚が違うことがわかります。
それから普段は見えませんが、靴底にコルクや革などで、クッションがあるため独特の踏み心地が味わえるのも、高級な靴ならではの良さです。
たとえ5、6年以上履いていて、少しクッション性が減ってきたかな?という時でも、レッドウィングであれば、その直営店や地元の靴修理屋さんで中に新しいコルクを詰めてオールそーる交換などもできるので、長く履いていても履き潰すのではなく、2度も3度も靴を楽しむことができるのです。
一方の5、6千円〜1万程度の靴となると、やはりパッと見おしゃれに見えても
1年持てばいいかな?というものであり、
たとえば・・・
会社勤めで毎年通勤用の靴を買ったとします。
履き替える度に靴ずれでかかとや足の指が痛くなったり痛々しい生活を送るのが「当たり前化」してしまいます。
8000円を10年買い換えてみてください・・・。
そうです、80,000円も掛かっているのです。
それからスタバなどで毎日飲み物を560円かけていて、5年月〜金(5日)で通っていたとしましょう。
1年で26,880円、5年で134,400円、10年だと268,800円お金を使うことになります。美味しいけれど、その場だけ楽しめるお金の使い方の1つです。
一方、良い革靴を買っておくと、たった4、5万円だけで5、6年以上は使うことができますし、長くて10年以上は履いて楽しむことができます。また自分だけの味わいのある色味も出ますし、なんといってもうっかりついた染みですら、あなただけの思い出になるので自分だけの風合いの良い靴を履き続ける醍醐味を楽しむことができるってサイコーです。
買ったら終わりではなく、革靴長持ちさせるコツ

とはいっても3つ注意点(長持ちのコツ)があります。
まず1つ目:
毎日顔を洗って、髪をとかすように靴も毎日最低限ブラシをしてお手入れをしたり、定期的にクリームを塗って保護をしたりとお手入れは重要です。
2つ目:
できれば、毎日同じ靴を履くより、2つ持ちにして、1つは今日履いて、明日は休ませるなど靴も休憩をさせてあげると長持ちしやすくなります。
3つ目:
忘れてはいけないのは、革靴ならば、木製のシューツリー。
革のブーツなら、木製のブーツツリーでしっかり形を整えながら、履いた足の汗の消臭をしていつも気持ちよく履ける状態にしておくことです。
履きっぱなしで適当に置いておくと、形崩れをした不格好なブーツになってしまいます。

これでは変な癖がつくだけでなく、カビの素、せっかく高いお金を出して買っても本革もダメになってしまいます。
放置され続けた本革ブーツレッドウィングペコスのブーツの中がカビた例

それでは意味がありませんね。
毎日履く靴だからこそ、体を支える大事な足だからこそ、しっかり自分の足に向き合っていくこと、大切な動物の命の一部として、革を末長く大事にすることも私たちには必要なのではないかなと感じています。
この実体験を含めた解説が、あなたにとって少しでも参考になれば、うれしいです。